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株式会社 白寿生科学研究所

 

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Hakuju Wellness Interview #2

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2021年07月08日

【Hakuju Wellness Interview】

第2回目はパラ射撃選手で白寿社員の水田光夏さん。

一年前コロナの時期に入社、仕事も競技も全力でこなしています。緊張したことがないそうで、動じることがなく、いつも自然体です。
そんな水田さんが元気アイテムにしているモノコトを話していただきます。


水田光夏(Mizuta Mika) 
Profile:
1997年東京都生まれ。中学2年の時に手足の神経がまひし、筋力が低下する「シャルコー・マリー・トゥース病」を発症。
2016年にパラ射撃(エアライフル)の競技を始め、翌年の全日本選手権2位。19年の世界選手権で東京パラ日本代表に内定した。株式会社白寿生科学研究所所属。


「健常者、障害者、たくさんの選手たちが共に楽しめる、そんな未来を作りたいと思っています。」


―――――今日はお時間ありがとうございます。「映画 太陽の子」公開記念ということで、今回は、“未来を作る”、“Well-beingのためにやっていること”、そして未来へ向かって進む若者たちの姿を描いた「映画 太陽の子」についてお伺いします。 水田さんは射撃を始めてわずか3年で大きな大会で次々と目標を達成されていますが、水田さんにとってこれからの目標は何ですか?

水田:“射撃”が色々な人が楽しめる競技であることをたくさんの人に知ってもらいたいと思っています。銃を使う競技なので躊躇される人も多く、今はまだ限られた人のみが知るマイナーなスポーツです。
私自身はパラリンピアンが集まる講演会で射撃の選手の話を聞いたことが、射撃に興味を持ったきっかけでした。話を聞いている内にその魅力に惹かれ、母がそれを受け止めてくれたことが始まりです。射撃は、動かないことが極意。実際にやってみると、「動けない」ことがハンディではなく、強みになり、どんどん競技にはまっていきました。射撃は重度の障害者でも取り組める魅力的な競技です。そのことを皆さんに知っていただくためにも、自分の姿をより多くの方にみてもらって、「挑戦したい」と思う人が一人でも増えてほしいと思っています。
健常者、障害者、たくさんの選手たちが共に楽しめる、そんな未来を作りたいと思っています。


―――――射撃ファンを増やすためにどんなことをやっていらっしゃいますか?

水田:SNS発信をしています。 ナショナルトレーニングセンター等は撮影禁止の場所が多いのですが、なるべくリアルな雰囲気を伝えるようにしています。地方では体験会なども開催していて、お試しいただく機会もあります。また、私自身は、クラウドファンディングで多くの方に応援いただき、競技用の車椅子の購入と銃のメンテナンスをすることができました。ほんの少しのブレがパフォーマンスに大きく影響してしまう競技で、皆様の応援で購入できたことは幸運です。母校の桜美林大学と応援していただいた皆様にあらためて感謝です。

 
―――――水田さんにとって射撃の一番の魅力は何ですか?

水田:銃が約5キロあるのですが、筋力で持たずにカラダの力をぬいて、骨格を意識して構えるんです。力がちょっとでも入ったり、余計なことを考えると、銃に揺れが伝わりなかなか撃てない。自分自身の体に意識をむけるので、自分自身に向き合う貴重な時間になります。集中する自分とそれを客観的に見つめる別の自分。そこが自分にとって魅力的なところです。


―――――無心になる感じですか?

水田:人によって色々だと思います。的に集中する人、呼吸に集中する人など、それぞれ何かに意識を集中していると思います。私は呼吸です。
 

―――――Wellnessについてお聞きします。「規格外のメンタル」と言われている水田さんですが、なにか心がけていることはありますか?

水田:競技をやっていると、結果をださなきゃいけないとか、日常生活でもストレスを感じることは誰もがあると思いますが、私はストレスがあるのはある程度しょうがないと思って、好きなことをする時間を大切にしています。例えば好きなK-POPを聴いたり、海外の映画やドラマ観たりです。また、忙しくて時間がとれないときでも、大好きなお風呂にはゆっくり浸かります。

試合の時もいつもと変わらず特別なことはしません。もともと緊張することがなく、試合中もリラックスしすぎて眠くなったりすることもあるくらいです(笑)。試合前にアップビートな曲を聴くなど、テンションをあげるようにしています。また、耳と鼻が敏感なので色々と気になってしまうことがあります。海外の試合には自分のお気に入りの香り(グレープフルーツ)を持っていくようにして普段通りの気持ちを保てるようにします。試合前は気持ちを落ち着かせることを意識する人が多いと思いますが、私は好きなものに囲まれるようにしています。


―――――「映画 太陽の子」をご覧になって、いかがでしたか?

水田:今から75年以上も前のお話ですが、改めて命の尊さを考えさせられました。今現在、世界中で新型コロナウイルス感染症と私達人間が戦っているからでしょうか。映画を見ながら、このようなことが再び起こってはならないという想いと共に、感染症で命を落とされた方々への無念さがリンクして心が締め付けられるような苦しさを感じました。様々な葛藤の中にあった登場人物と同じように、私達もそれぞれが未来について考えていかなければと強く思います。決して風化させてしまわないように、幅広い年代の方々にご覧いただきたい作品です。

―――――今日はありがとうございました。ますますのご活躍を期待しています!
(2021.6.10)

水田選手:Twitter:@mi_u_u_ka ( https://twitter.com/mi_u_u_ka )
    :Instagram: _mi.u_u.ka_ ( https://www.instagram.com/_mi.u_u.ka_/ )
日本障害者スポーツ射撃連盟:https://jpssf.com/  

映画 太陽の子」公式サイトhttps://taiyounoko-movie.jp/
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