本文へスキップします。

株式会社 白寿生科学研究所

 

サイト内検索 検索
企業情報のイメージ画像
企業情報のイメージ画像

ニュース

RSS配信  

Hakuju Wellness Interview #4

ピックアップ

2021年07月22日

Hakuju Wellness Interview#4

廣津留さんは、ハーバード卒業後、ジュリアード音楽院で学び、バイオリニストとして活動しながらNYで音楽マネジメント会社を起業。
お母さまと共に教育事業にも関わり、後進の指導にも熱心な廣津留さんが、どのようにしてこのようなマルチタスクをこなしていらっしゃるのか。
また、芸術脳、ビジネス脳の使い分け、ハードな時間の使い方のなかで、どのようにマインドフルネスを達成していらっしゃるのか等お聞きします。



廣津留すみれ(Hirotsuru Sumire)
Profile:
大分市出身のバイオリニスト、起業家、著作家。高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。
ハーバード大学(学士課程)、ジュリアード音楽院(修士課程)ともに首席卒業。2018年にニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。
大分での英語セミナーSummer in JAPANの開催や、ビジネスセミナーとリサイタルを組み合わせた「講演演奏会シリーズ」の定期開催、TVのコメンテーター出演など、多方面で活動中。成蹊大学客員講師・国際教養大学非常勤講師。

 
「NYで今大注目のNico Muhly(作曲家) & Nadia Sirota(ヴィオリスト)ペアを持ってくるセンス。エンドロールでつい唸ってしまいました。」

―――――今日はお時間ありがとうございます。「映画 太陽の子」公開記念ということで、今回は、“未来を作る”、“Well-beingであるためにやっていること”、そして未来へ向かって進む若者たちの姿を描いた「映画 太陽の子」についてもお伺いしたいと思います。廣津留さんはハーバード、ジュリアードと最高峰の教育機関で学ばれていますが、留学生時代についてお話していただけますか?

毎日が刺激的でした!いろいろな国からきている学生ばかりなので、“これが普通”というものがありません。常識など存在せず、何でもありなんだということを学ぶ日々でした。ハーバ―ドは様々な専門分野の優秀な学生が集まっているので、お互いにリスペクトし合う良い雰囲気。寮の食堂で食事をしながら議論して気がつくと朝ということもよくありました。宿題が終わらず大変な日々ながらも、友人と励まし合っていたので精神的には本当に健康でした。世界中で活躍している同級生たちに追いつくように今でも必死です!
 


―――――演奏家、起業家、コメンテーター、教育者と多彩な顔をもつ廣津留さんにとって“未来を作る”、とは何ですか?

未来のために心がけていることは、あえて長期目標は立てないことです。目標をがちがちに決めてしまうと思いがけないチャンスが来た時に対応できなくなってしまいます。どのようなチャンスがきてもつかめるように、いつもオープンな気持ちでいたいと思っています。

―――音楽家として
音楽家としては多くの人に生音を届けたいです!そのためには聴衆が欲している音楽をお届けしたい。例えば、若年層は3秒のコンテンツに慣れている世代なので例えば1曲45分のプログラムは工夫して届けなければ難しいですよね。アメリカはジャンルレスが普通になっていて、映画の映像とオーケストラのコラボレーションコンサートはニューヨークでも即完売です。ゲーム音楽、映画音楽、J-POP等ジャンルを超えて素晴らしい曲はたくさんあるので、私も積極的にこれらを取り入れて、お客様が初心者、子供でも妥協はせず、ハイクオリティなものをお届けするようにしています。
ニューヨークでは現代音楽も比較的受け入れられやすいのですが、ストーリーを語ったり、映像をつけるなど工夫することで、日本でももっと興味を持ってもらえるようになると思います。

私がもっとも大切にしていることのひとつはストーリーを伝えることです。食事でも、シェフが少しメニューの説明をするだけで味わい方が変わりますよね。コミュニケーションでより積極的に味わってくださるようになるので、ファンを増やすことにつながると信じています。今まで興味がなかった方にも、“生の音ってこんなにかっこいいんだ!”、と思っていただけることを目指しています!


――――音楽家の皆様に伝えたいことはありますか?
ジュリアード卒の先輩たちは全員素晴らしく上手なんです。でも全員が成功するわけではない。何が差別化要因なのかというと、自分の強みをアピールする力だったり、マーケティング力だったりします。アメリカではコンサートの後のレセプションで演奏家たちが自分の魅力を積極的にアピールして、自分のファンやスポンサーを増やしていきます。今までは国際コンクール等で優勝することがプロになるための主な登龍門でしたが、今はファンを作る力がある方が売れる傾向があるようです。例えばコンテンツ力がある人やSNSのフォロワーが多い人などです。私も成功している先輩から、“ハッシュタグはどのように出すのが効果的か”、などかなり細かいことを含めて教えてもらっていました。

――――コメンテーターとしてはどのような目標がありますか?
コメンテーターのお仕事は最近頂いたばかりです。日本ではまだ若い女性が意見をいうことに抵抗感がある方もいらっしゃるんではないでしょうか。例えば若い女性が権威ある男性の専門家に堂々と意見を言うことに違和感がなくなるといいなと思っています。年齢や性別で人を判断する時代は終わり。“若いのに”、“女性なのに”、意見が言えてすごいね、とあえて言われることがなくなると良いですね。

―――――健康について意識していらっしゃることはありますか?演奏家、教育者、そしてコメンテーターとして大変お忙しい日々を送られていますが、心がけていることがあったら教えてください。

ヴァイオリンはどうしても左右非対称になってしまう楽器なので、週一でジムに行って鍛えています。背中や肩甲骨まわり、全体的には体幹を鍛えるようにしています。自分はやっていませんが、ジュリアードではアレキサンダーテクニックの授業も大人気で、身体の使い方が変わると音も変わると言われています。また寝る前に毎日ストレッチはかかせません。自分は寝たらすぐ忘れるので、あまりストレスは感じない方ですが、メンタルな問題が起きたときは、カウンセリングを受けるなども有効な解決方法ですね。あとは、インスタで子犬や子猫の写真をみて癒されています!

―――――未来へ向かって進む若者たちの姿を描いた「映画 太陽の子」をご覧になられていかがでしたか?
目の前のことを熱意をもってやり続けることを選んだ主人公と、その決断への葛藤。人生は綺麗事ばかりではないのだという現実を突きつけられた作品でした。そして何より圧巻の音楽の使い方。永遠に続く無音の中にふと心情の動きを表す弦楽器の重なりが浮かんでくる魔法と、そこにNYで今大注目のNico Muhly(作曲家) & Nadia Sirota(ヴィオリスト)ペアを持ってくるセンス。エンドロールでつい唸ってしまいました。
(2021.6.21)

「映画 太陽の子」公式サイトhttps://taiyounoko-movie.jp/
★Hakuju Wellness Interview はLINEにお友だち登録で
https://lin.ee/eWmJr1e
★過去のHakuju Wellness Interview記事はこちら

公演予定:
【廣津留すみれ講演演奏会Vol.7】
海外留学事情と世界の働き方事情 ダイバーシティって何なん!?&魅惑のタンゴコンサート
日時:2021年8月20日(金) 19時開演
場所:紀尾井町サロンホール(東京・紀尾井町)
【参加費】 大人(高校生以上)/6,600円 (税込) 小・中学生/4,400円(税込)
主催:KADOKAWA
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01np5ngzyqq11.html

【DUO CONCERT IN TOKYO】廣津留すみれ×石上真由子
デュオコンサートwith 川本嘉子(ピアノ:河野紘子)
日時:2021年10月20日(水)19時開演
場所:Hakuju Hall
全席指定:5,000円
プロアルテケト:https://teket.jp/1013/4848

著書:『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私の「超・独学術」』(KADOKAWA)
『新・世界の常識』(KADOKAWA)
『世界最高の考える力』(ダイヤモンド社)