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株式会社 白寿生科学研究所

 

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Hakuju Wellness Interview #7

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2021年08月15日

Hakuju Wellness Interview#7

Hakuju Wellness Interview#7は野口なつ美医師です。知的好奇心を刺激するお話をたくさんいただきました。


野口なつ美(Noguchi Natsumi)
Profile: 美容皮膚科医、産業医
日本美容皮膚科学会 会員
日本抗加齢医学会 評議員
日本医師会認定産業医

2002年3月に慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2002年4月に東京医科歯科大学に再入学し、医師免許を取得。専門は美容皮膚科と栄養療法。2021年8月現在、東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻医学博士課程にて「食と健康と脳機能」について研究中。
なぜか物心ついた頃から、心の中に「公平、平等」というキーワードがあり、不平等が争いを生む原因になっている、どうにか「戦争のない世界」にならないかと思っていた。しかし、この世の中に平等なものは時間くらいしかないことに気が付き、せめて健康を享受する権利は皆に平等に与えられてほしいと医療制度に興味を持った。特に、病気になってから治すのではなく、病気になる前に身体を整える予防医学の大切さを実感し、制度から医療の在り方を変えようと東京都の職員として実際に行政にも関わった。その後、対処療法中心の西洋医学とは異なり、東洋医学のように体質改善を目指す栄養療法の診療に関わった。この経験を通して、「日頃から自己治癒力を高める」ことが医療の基本であり、『自分の健康は自分で守る』ことこそ、私たち人間が幸せに生きていく礎となるという考えを強固にした。その上で、健康に裏打ちされた『美』こそが真の美しさであり、その人の人生をさらに輝かせると確信した。私たちが目指すべきは、今までの人生を尊重し受容する「ナチュラルエイジング」である。現在は、食事(栄養)と美(ナチュラルエイジング)とともに、『病は氣から』という言葉にある心(氣)の持ち方(精神)にも注目している。

「魂の震える感動を味わうことは、この世に生きることの醍醐味でもあります」

―――――今日はお時間ありがとうございます。「映画 太陽の子」公開記念ということで、今回は、“未来を作る”、“Well-beingであるためにやっていること”、そして「映画 太陽の子」についてもお伺いしたいと思います。まず未来に向かって進む若者の姿を描いた「映画 太陽の子」をご覧になられていかがでしたか?

 心の底から好きだと思えることに全身全霊をかけて打ち込めば、きっといつかは世の中の役に立つことができるはず。この映画の主人公を観ながら、大学生の頃に進路を決めかねていた私が、そう考えていたことを思い出しました。
 世の中の役に立っているか否かはさておき、いつもワクワクしていること、魂の震える感動を味わうことは、この世に生きることの醍醐味でもあります。ワクワクの高波動は周りに伝播しますし、魂の震える感動は他人の存在無くしてあり得ません。この世でのお役目は一人ひとり異なるものの、目指す未来は一つ、戦争のない、愛に満たされた平和な世界です。
 先の大戦と向き合わざるを得なかった先達のおかげで、私たちは今、平和な日本に生きることができています。私たちが彼らの苦悩や哀しみをしっかりと受け取り、未来への期待と歓びに昇華させ、次の世代に希望溢れる日本を引き継いでいかないとならないと思いました。


―――――様々な研究に取り組んでいらっしゃる先生にお聞きしたいのですが、先生にとって、“未来を作る”、とは何ですか?

 自分に正直に、今を大切に生きること。今、目の前にあることをきちんとこなすのはもちろんのこと、今を楽しむことがとても大切なので、何事もバランスが大切だと思います。最近耳にした「健全な自己肯定感」をもつこと。傲慢にも卑屈にもならず現状の自分を肯定し、新しいことに挑戦することで、思いもかけない明るい未来が到来するはずです。
今の自分が明日の自分をつくる。これは美容にも言えると思います。例えば、癖になっている表情が表情皺として刻まれていきます。いつも笑っている人は目尻に優しそうな笑い皺ができますし、険しい顔が癖になっている人は眉間に皺が刻まれます。
 日本は、若さに美しさを見出す傾向がありますが、本当の美しさとは、内面から溢れ出るものだと思います。どのように生きてきたか、生き様が顔に現れるのです。凛とした雰囲気や柔らかい雰囲気など、様々な形容詞こそ、その人の人生そのものです。品格と優雅さを身につけながら綺麗に年を重ねていきたいと思います。
 研究に関しては、自分は人の役に立ちたいという想いが根本にあります。人の笑顔のために何ができるかを常に考えています。皮膚科医師としては、内面から変えないと根本的な治療にはならないのではないかと考え、栄養疫学を学び始めました。どんどん突きつめていくと、身体(皮膚)と脳は深く関連していますし、内面の世界は無限に広がっています。考え始めるとワクワクがとまらなくなります。


―――――健康について意識していらっしゃることはありますか?Well-beingであるために、心がけていることがありましたら教えてください。

 いつも笑顔でポジティブシンキングを心がけています。特に、ネガティブなことが心に浮かんでも、口にはしないように気を付けています。声にだしてしまうと、もう一度、私自身がネガティブな言葉を耳から聞いてしまいますから。
 ほかに大切なことは、ストレスを溜めないこと。緑豊かな自然の中に身を置くと、たった10分でもストレスが軽減するという研究報告があります。また、自然の中で聴く音は、脳の深部機能に働きかけます。自然の豊かなところへ行って温泉に入れたら最高なのですが、なかなか時間が取れません。そんな時は、定番ですが、たくさん寝てみたり、軽く運動をしたりします。お部屋にお花を飾ってみたり、好きなものを食べたり、ゆっくりコーヒーを淹れたり、映画を観たり、音楽を聴いたり、本を読んだり、五感を刺激して、少しでも心や体が喜ぶことをするようにしています。皆さんも、ご自身のお体の声を聞いて、望みを叶えてあげるようにしてみてくださいね。
 
――――最後にお肌のお手入れについてお聞きしてもいいですか?

 保湿と紫外線対策につきます。あとは、ゴシゴシこすったりせず、優しくいたわって洗ってあげること。夏は汗をかくので、汗の対策も必要ですね。
 

(2021.7.15)

「映画 太陽の子」公式サイトhttps://taiyounoko-movie.jp/
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