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株式会社 白寿生科学研究所

 

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WOW!エンタメ〜アート vol.3 ~ラモー作曲 アクト・ド・バレ《アナクレオン》

北とぴあ国際音楽祭2021
ラモー作曲:アクト・ド・バレ《アナクレオン》~フランスバロックオペラで宮廷気分を味わってみてはいかが?




毎年12月ともなると大きな音楽ホールは「第9」一色に塗りつぶされる。おそらく半世紀以上にわたってこの状態はつづいているが、「第9」にうんざり、というひとも多かろう。年の瀬気分もいまはかなり薄れているし。
逆に、「第9」のあいまにべつのタイプの音楽にふれる、というのもある。丹念にコンサートガイドをみればオーケストラ「いがい」に、いろいろなものがある。ふと目についたのは、アクト・ド・バレ《アナクレオン》。

「アクト・ド・バレ」? 耳慣れないひびきだが、フランスのルイ王朝、バロック期からロココ期へうつる時代につくられた、声ありバロック・バレエありの典雅な催し――とでもいったらいいか。古代ギリシャの詩人、アナクレオンをタイトルに据え、さて、どんな舞台になるのだろう?

指揮とヴァイオリンの寺神戸亮を中心とした演奏家たちは、いわゆる「クラシック・いぜん」の古楽のスペシャリスト。
クリスマスもちかいことだし、ちょっと、ヨーロッパの「近代以前」の空気にふれてみるのはいかが。



北とぴあ国際音楽祭2021 ラモー作曲 アクト・ド・バレ 《アナクレオン》 : 北区文化振興財団 (kitabunka.or.jp)
小沼純一Jun' ichi Konuma (音楽・文芸批評家/早稲田大学学術院教授)
1959年東京生まれ。音楽を中心にしながら、文学、映画など他分野と音とのかかわりを探る批評を展開する。現在、早稲田大学学術院教授。音楽・文芸批評家。著書に『武満徹 音・ことば・イメージ』、『バカラック、ルグラン、ジョビン 愛すべき音楽家たちの贈り物』『ミニマル・ミュージック その展開と思考』『魅せられた身体 旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』『映画に耳を』他多数。詩集に『しあわせ』『サイゴンのシド・チャリシー』ほか。編著に『武満徹エッセイ選』『高橋悠治対談選』『ジョン・ケージ著作選』ほか。