Health Column
「ヘルストロンには、どのような効果が認められているのか」「家族が通っているけれど、本当に大丈夫なのか」。調べても十分な情報が見つからず、判断に迷う方もいらっしゃると思います。
先に結論をお伝えすると、ヘルストロンは、頭痛・肩こり・不眠症・慢性便秘の緩解を効果とする家庭用電位治療器です。この4つ以外の効果を表示・説明することは法律上認められていません。
この記事では、私たち白寿生科学研究所が、認められている効果、電界をつくる仕組み、研究の現在地、安全に使うための注意点を順にご説明します。使用を検討している方はもちろん、ご家族様も検討するときの判断材料としてお役立てください。
ヘルストロンは、私たち白寿生科学研究所が製造・販売する家庭用電位治療器です。旧厚生省から医療機器として製造承認を受け、現在の法制度下では、登録認証機関からそれぞれ認証番号を取得し、管理医療機器として製造・販売しています。
医療機器は原則として医師などの医療従事者が用いるものという考え方のなかで、使用目的に「一般家庭で使用すること」と定められた医療機器については、消費者が自ら使用することが認められています。一般の健康器具や運動器具ではありませんので、正しい使い方や使用上の注意事項を理解することが大切です。

家庭用電位治療器は、電極によってつくられた「電界」の中で使用する治療器です。肩などに電極パッドを貼り、特定の部位へ電流刺激を与える家庭用低周波治療器とは仕組みが異なります。
ヘルストロンは、電界が体を包む状態で使うように設計されています。通常の使用では、ビリビリとした刺激を感じにくいことも特徴の一つです。
参考:ヘルストロン公式ページ
日本ホームヘルス機器協会「家庭用電位治療器とは?」
ヘルストロンを含む家庭用電位治療器に認められている使用目的・効果は、次の4つです。
| 効果 | 使用目的 |
|---|---|
| 頭痛・肩こり・不眠症・慢性便秘の緩解 | 一般家庭で使用すること |
ここでいう「緩解」は、症状をやわらげることを指します。病気や症状そのものの完治を保証するものではありません。感じ方や変化の受け止め方には個人差があります。
現在の家庭用電位治療器は、医療機器の認証基準に基づき、登録認証機関の認証を受けて製造・販売されます。ヘルストロンも、製品ごとに認証番号を付与されています。
しかし、医療機器として認証されていることと、すべての方に同じ結果が出ることは別です。認証は、定められた使用目的や安全性などの基準に適合していることを示すもので、個人の効果を保証するものではありません。
「がんに効くのか」「高血圧が下がるのか」「糖尿病は治るのか」といったご質問をいただくことがあります。しかし、これらはヘルストロンに認められた効果ではなく、ヘルストロンで治療することはできません。
また病気の診断や治療の代わりになるものでもありません。治療中の病気がある方は、自己判断で通院や服薬を中止せず、必ず医師にご相談ください。
口コミには、良い感想も「効果を感じなかった」という感想もあります。体調、症状、使用方法、使用期間などが異なる個人の体験だけで、すべての方への効果を判断することはできません。
私たちは、肯定的な口コミだけを根拠に効果を広げて説明することも、否定的な口コミだけで医療機器として認められた効果を否定することも、どちらも適切ではないと考えています。認められた範囲と注意点を確認し、ご自身の状況に合わせて検討してください。
ヘルストロンは、対になる複数の電極に電位差をつくり、その間に電界を形成します。ここでいう「多電極方式」とは、1つの電極だけでなく、少なくとも2つの電極を用いて電界をつくる考え方です。

*電界はイメージです。
現在の製品では、3つ以上の電極を備えたモデルを展開しています。私たちは、電極の数と配置を工夫し、より安定した電界を形成できる製品づくりに取り組んでいます。
電界には強さと向きがあると言われています。私たちは、対になる電極によって、どのような電位差で、どの方向に電界をつくるかを重要視しています。
これは「電極が多ければ必ず効果が高い」という意味ではありません。ヘルストロンの設計思想として、使用する空間に安定した電界をつくることを大切にしている、ということです。
ヘルストロンは、特定の患部へ強い電流刺激を加えるのではなく、電界の中で使用する家庭用電位治療器です。本来、電気的な刺激を必要としていません。
一方で、「刺激が弱いから、誰でもどのように使っても安全」ということでもありません。ヘルストロンの使用にあたっては、守るべき条件=使用上の注意事項があります。製品ごとの取扱説明書を確認し、決められた方法でお使いください。
参考:ヘルストロン公式ページ
日本ホームヘルス機器協会「家庭用電位治療器とは?」
私たちは、電界が生体に及ぼす影響について研究を続けています。たとえば、マウスを対象とした研究では、50Hzの電界により、ストレスで上昇するホルモンや、組織損傷・炎症に関わる血液中の指標が抑えられたと報告されています。
また、9人の健康な成人男性を対象とした研究では、50Hzの電界を短時間当てている間に、脳波のシータ波成分が増えたという結果が報告されました。一方、この研究では自律神経の指標に明確な差は確認されていません。
大切なのは、動物実験や小規模な研究の結果を、そのまま「ヘルストロンが別の病気にも効く」という結論へ広げないことです。研究は電界の生物学的な作用を理解する手がかりですが、認められた4つの効果を超える製品効果の証明ではありません。今後も検証を積み重ね、確認できたことと、まだ分からないことを分けてお伝えしていきます。
参考:Scientific Reports「マウスにおける50Hz電界とストレス反応の研究」
IEEJ Transactions「健常成人男性における50Hz電界と脳波の研究」
「体への影響が心配」という方は、まず、使用できない条件と使用中の注意を確認してください。ヘルストロンは、正しい使い方を前提とした医療機器です。次に当てはまる方は、使用前に必ず注意事項をご確認ください。
・ペースメーカーや植込み型除細動器など、電磁障害の影響を受けやすい体内植込み型医療機器を使用している方は、併用できません。
・携帯式心電図記録器、人工呼吸器、酸素濃縮器、薬液注入器など、装着型の医用電気機器との併用はできません。
・心臓病で激しい運動を制限されている方は使用できません。悪性腫瘍、心臓の障害、妊娠初期・出産直後、発熱、急性炎症、知覚障害などがある方は、使用前に医師へご相談ください。
・使用中に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止してください。他の治療器と同時に使用せず、製品ごとの取扱説明書に従ってください。
注意事項は製品のタイプによって異なる場合があります。ご自身やご家族が対象に当たるか迷うときは、自己判断せず、必ず医師へご確認ください。
参考:PMDA「家庭用電位治療器の効果」
ハクジュプラザ「医療上の注意事項」
ヘルストロンの説明・販売を行うショールーム「ハクジュプラザ」での体験時間は、およそ20分です。ご家庭で使用する場合は、製品のタイプによって使用時間が異なるため、必ずその製品の取扱説明書に従ってください。
長く使えば使うほどよいとは限りません。ご自身の体調などに合わせてご利用いただき、体調に異変を感じたときは中止してください。
「厚生労働省の認可」という言い方だけでは、現在の制度を正確に表せません。当社のヘルストロンは旧厚生省から医療機器として製造承認を受けました。現在の家庭用モデルも、定められた認証基準に基づき、製品ごとに認証番号を取得しています。
気になる点は、体験時にスタッフへお尋ねください。
ヘルストロンは、医療機関や福祉施設など約5,000か所に設置されています。
ヘルストロンの効果の感じ方には個人差があります。まずは実際に体験して、使用時の感覚や使い心地をご自身でお確かめいただきたいと考えています。
ハクジュプラザは、ヘルストロンの宣伝と販売を行う店舗です。体験期間を定めておりませんので、ご本人だけでなく、ご家族と一緒にご来店ください。
参考:ヘルストロン公式ページ
ハクジュプラザ「体験の流れ・医療上の注意事項」
日本ホームヘルス機器協会「家庭用電位治療器とは?」
ヘルストロンについて判断するときは、次の4点を分けて考えることが大切です。
・認められている効果は、頭痛・肩こり・不眠症・慢性便秘の緩解です。
・ヘルストロンは、複数の電極でつくった電界の中で使用する家庭用電位治療器です。
・研究は続いていますが、研究結果を4つ以外の製品効果へ広げて説明することはできません。
・医療機器との併用禁止や、医師への相談が必要な条件があります。
分からないことや不安な点があれば、体験時に遠慮なくお尋ねください。
私たちは、安心して体験いただくために認められている効果だけでなく、使用できない方や注意が必要な条件も含めてご説明し、内容を確認してご納得いただいたうえで体験いただくことを大切にしています。
ご家族が心配されている場合は、ぜひ一緒にお越しください。
参考:PMDA「家庭用電位治療器の効果」
ヘルストロン公式ページ