本文へスキップします。

株式会社 白寿生科学研究所

 

サイト内検索 検索
企業情報のイメージ画像
企業情報のイメージ画像

ニュース

RSS配信  

Hakuju Wellness Interview #1

ピックアップ

2021年06月30日

【Hakuju Wellness Interview】

 第1回目はワクチン開発の権威、森下竜一さんです。
大阪大大学院の森下竜一寄付講座教授は、新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組んでいらっしゃいます。留学先のアメリカから帰国後立ち上げた大学発のベンチャー、アンジェス(天使)の名前には、研究にとどまらず患者さんの手に届く形にしたい、という気持ちが込められているとのこと。今回は、コロナ禍での注意点も含めてお話を聴きます。

 @パーゴルフ
森下 竜一(Morishita Ryuichi)
Profile:医学博士。 大阪大学大学院 医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座教授。
アンジェスMG創業者兼元取締役。 


「僕の描く未来は、遺伝子の尊い力が、まるで天使のように多くの人を救うことです。」


―――――今日はお時間ありがとうございます。「映画 太陽の子」公開記念ということで、今回は、“未来を作る”、“Well-beingであるためにやっていること”、そして未来へ向かって進む若者たちの姿を描いた「映画 太陽の子」についてもお伺いしたいと思います。まず最先端の研究をなさっている先生にお聞きしたいのですが、先生にとって、“未来を作る”、とは何ですか?。

森下:私は遺伝子治療が専門ですが、世界で初めての遺伝子治療から既に30年以上の年月が過ぎています。サイエンスフィクションの世界が現実の医療に応用される時代となり、倫理的な側面から来る不安と共に多大なる期待を持ちつつ試行錯誤の歴史を経て今日に到っています。
僕は、アメリカ留学で、「研究によって患者が良くなるという目的意識を明確に持つこと、いかに患者の役に立つか、その為に研究がどういう方向に還元できるかを考える」、というシンプルで重要な原則から非常に多くのものを学びました。
それで、アメリカ留学から帰国してすぐに大学発のバイオベンチャーを立ち上げました。単なる研究で終わらず、遺伝子という尊いものの力を利用した新しい医療で、今まで治療法がなかった多くの難治性疾患の患者さんを救いたいと思いました。企業の名前の「AnGes(アンジェス)」は、フランス語で天使を意味するAngeに由来しています。また、「AnGes」には、開発している医薬品に関連して、血管新生を意味する「Angiogenesis」(アンジオジェネシス)、遺伝子制御を意味する「Anti-gene」の意味を含みます。僕の描く未来は、遺伝子の尊い力が、まるで天使のように多くの人を救うことです。


―――――健康について意識していらっしゃることはありますか?いつも素敵な笑顔が印象的ですが、心がけていることがあったら教えてください。

森下:よく笑うことかな。笑うって本当にストレスが減るんです。一度、吉本興業と“笑いの効果”について研究したことがあります。科学的に根拠があるんです。運動はなかなかできないので、暴飲暴食に気をつけて体重維持を意識しています。ウィルス対策には“免疫力をあげること”が大切です。そのためには腸内環境を整えることも重要なので、サプリメント等も摂取しています。


―――――120歳まで生きるのも怖い気がしますが、いかがお考えですか?

森下:「長生きしてよかった」と思えるような健康な120歳が実現できるように、と思って研究しています。現在と同じ元気な心身状態で、色々なことに挑戦しながら120歳を迎えることができたら最高ですよね。免疫力をあげるためには、色々なことに好奇心を持って、ボケていられないくらい色々なことやっちゃうのがいい。新しい体験、新しい出会い、積極的に生きる。これが僕の健康法かな。


―――――先生と同じく研究者を主人公に描かれた「映画 太陽の子」をご覧になられていかがでしたか?

森下:何もかもを忘れて実験に没頭する科学者修の姿は、自分の研究に取り組む姿に重なる部分もあります。苦しむ修のシーンに出てきたアインシュタインの言葉「科学はとめられない」、「正しいか過ちかもなければ善悪もない。ただ真理があるだけ」が印象的でした。
遺伝子治療も、少し前まではサイエンスフィクションの中の出来事でした。我々は困っている人がいて、助けられる可能性があるなら、全力で研究する。目の前の真実を追求し、その先にきっと光があると信じている訳です。50年後、100年後を見据えながら、自分ができることに邁進する、ということなのではないでしょうか。


 ―――――映画館でのコロナ感染症対策について一言お願いします。

森下:コロナ対策をしている映画館であれば、上映中におしゃべりをするわけではないので、クラスターは起きにくいといわれています。十分に留意したうえで、映画を楽しまれて色々と考えることは、好奇心を刺激するからとってもいいと思います。音楽会等も同様です。口をあけてしゃべらないように等、留意されながら楽しんでください。


―――――今日は貴重なお話をありがとうございました。
(2021.6.8)

最新著書:森下竜一著『新型コロナワクチンを打つ前に読む本』(かや書房、2021年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4910364072/ref=cm_sw_r_tw_dp_29F4XQHN6068K3JZ6QEN



「映画 太陽の子」公式サイトhttps://taiyounoko-movie.jp/
★Hakuju Wellness Interview の定期購読はLINEにお友だち登録で
https://lin.ee/eWmJr1e