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株式会社 白寿生科学研究所

 

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お医者さんに聞こう!vol.3〜「お肌のお悩みスペシャルpart2」〜

第3弾は「vol.2」で大好評でした美容皮膚科が専門の野口先生による【お肌のお悩み改善SP】!
公式LINE「HAKUJU Well-being」内のアンケートで皆様へお悩みを募集したところ、10代から80代の幅広い方々から50通近くのご相談を頂きました。
その中から特に要望が多かった「お肌のトラブル」について引き続き野口先生に答えて頂きます。

お肌のトラブルについて(シミと皺、アンチエイジング)

シワもシミも加齢によるお悩みと思われがちですが、実は光老化(紫外線が原因の老化)が原因の8割と言われています。
紫外線は、表皮にあるメラニンを作り出す細胞を刺激してシミを作り出すだけでなく、その奥の真皮層にまで届き、お肌にハリを与えているコラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えてしまいます。

★皆さまから頂いた質問★

Q.60代女性:顔のシミは、綺麗に取れないものですか。シミやシワの改善策を教えて下さい。
A.野口先生
:シミ、シワ対策には、まずは紫外線対策をしっかりすることと、お肌のバリア機能を正常に保つことが大切です。お肌のバリア機能を持つ表皮ですが、約28日周期で新しく生まれ変わっていて、これをお肌の『ターンオーバー』と言います。
このターンオーバーがしっかりしていると、不要になった角質細胞とともにメラニンも排出されるのですが、ターンオーバーが加齢や紫外線で乱れると、シミが定着してしまいます。また、ターンオーバーの乱れた表皮は乾燥しやすくなり、細かい表情ジワの原因にもなります。

Q.50代女性:シミにレモンを載せると薄くなりますか?
A.野口先生:シミにはレモンやキュウリなどでパックするという民間療法もありますが、実は天然そのままのものの方が刺激が強いものも多くあります。
安易に試して肌のかぶれを起こしたりしないように注意してくださいね。

Q.60代女性:漢方に興味があります。アンチエイジングには何がいいですか?
A.野口先生:アンチエイジング対策を西洋医学的観点からみると、抗酸化対策の一言に尽きますが、これを東洋医学的観点から、特に漢方医学から見てみましょう。
漢方医学では解剖学的な意味合いよりも人体の働きや機能を「五臓(心、腎、肝、脾、肺)」に分類しています。これらは全てかかわりあっていますが、とくに老化には「腎」の機能低下があるとされています。
ここでの「腎」とは腎臓のことではなく、先天的な生命力や生命エネルギーを意味し、成長、発育、生殖を司っています。年齢を重ねると「腎」の機能が低下(「腎虚」と言います。)し、老化の様々な症状が出てくると考えられています。「腎虚」を改善する漢方薬が効果的ですが、漢方薬が効果を奏するのは、その方の「証」にあった漢方薬が処方された時です。「証」というのは、その方の体質、身体の抵抗力、症状の表れ方などの個人差を表すものですので、是非、漢方専門の先生に相談して、「証」にあった漢方薬を処方していただくことをお勧めします。


先生ありがとうございました。
皆さん、梅雨が明けると紫外線も強くなってくるので、スキンケアで美肌を保つようにしましょう!

野口なつ美Natsumi Noguchi (医師)
渋谷美容外科クリニック渋谷院 副院長 (Vice director of Shibuya cosmetic surgery clinic)

東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻医学博士課程 (The University of Tokyo, Graduate School of Medicine, Department of Social and Preventive Epidemiology, PhD. candidate)

2002年3月に慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2002年4月に東京医科歯科大学に再入学し、医師免許を取得。専門は美容皮膚科と栄養療法。2021年4月現在、東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻医学博士課程にて「食と健康と脳機能」について研究中。